＃134 ジュエリーの定義
お正月休みが終わったと思ったら三連休、
なかなかお休み感覚から抜け出せない日々です。
とはいえ、年末から依頼されたものも結構あって、のんびりする訳には行かない、と自分に必死に言い聞かせています。
そんななか、最近「ジュエリーとは？」とか「アクセサリーとの違いは？」などと悩まされる場面が多くありました。
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ジュエリー（宝石）の定義
大自然が生み出したもので、美しく永く身に着けることができて、価値を持ち続けるもの。（※価値がわかる宝石図鑑：諏訪恭一著）
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私もこの定義に共感している訳ですが、
何をもって美しいと感じるか、何に価値を感じるのか、は
多様性の時代もあって、ジュエリーにおいても、個人の捉え方次第で全く変わってきます。
その人が「これはジュエリーだ」と思えば、ジュエリーなのだろうし、他人にその価値観をとやかく言う権利はない、とも思います。
（コスチュームジュエリーというジャンルもあります）
ただ、ジュエリーを生業としている私は、やはり「ジュエリーの真の価値」をキチンとお伝えして、広めていくことが大切だと思っていて、
粗悪な素材のアクセサリーをジュエリーとは呼びたくない、と思うのです。
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ジュエリーに興味がなかったり、縁が薄かったりする人は
そんな専門的な素材や宝石のことなど知る由もなく、
その為、お洋服やバックは本当に良いものを身に着けていても、オモチャのようなアクセサリーを合わせている方も多く、残念な気持ちになることも少なくありません。
そこには、長く、ジュエリーがファッション的に素敵なものが少なかった、高価で取り扱いが難しいと感じさせてしまっていた、という反省もあります。
ここまで、自分のモヤモヤを描いてきてしまいましたが、
（申し訳ありません…💧）
つまりは、私は本物のジュエリーに携わっていきたい
その価値をキチンと伝えて共感してくださる人を増やしたい、 と思った訳なのです。
だって、本当は、みんな、本物の地球から生まれて奇跡的に出会える宝石を身に着けたいハズですよね。
ニセモノを10個買うより、ひとつ本物の宝石を持つ方が豊かな気持ちになることを伝えていけたらと思う、2023年のはじめです。