#130 幸せなリング
大きくて綺麗な石は本当にテンションがあがる。
宝石からパワーを貰える!と改めて、実感しました。
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先日、2.08ctあるダイヤモンドのリングが上がってきて、
その美しさに大いに小躍りしてしまった。
エメラルドカットのダイヤモンドで、VVS-1のグレード。
(VVS-1→専門家が10倍のルーペでみても確認困難なごくごく僅かな内包物があるレベルのダイヤモンド。)
澄みきった力強い光りに圧倒される。
潔さと強さがある輝きというのか、惚れ惚れします!
石だけの時より、ジュエリーに仕立てたことで
美しさや高潔な感じが増し増しになっており寄り嬉しい♪
また、デザインも超シンプルで、有りそうで無いデザイン。
これはオーダーしてくださった、売れっ子スタイリストさんのデザインソースでやっぱりセンスが独特でカッコイイ。
リングのウデの部分をあえて、
プラチナとゴールドの2色にしている所。
私では思いつかない。
私なら、2本の腕はゴールドで石座はプラチナのコンビか、オールプラチナにすると思う。
高価で希少な宝石なので、
オーソドックスな感じにすると思う。
今回、少し冒険的で、素敵な経験をさせていただいたと感謝しています。
そして、何よりもこの石を輝かせているのは、
石の留め方。
ベゼルセッティングとかフクリン留めというのですが、
爪がなく石のフォルムに沿って、枠を叩いて留める技法。
それが1ミリ以下の“ほっそー---いフチの枠”で、
繊細だけどシッカリと、均一の幅でピカピカに、
ダイヤの前面が全て見て取れるような仕上がりなのだ。
本当に匠みの技で、ため息がでるほど美しい訳です。
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私もエメラルドカットの同じ留め方のリングを持っているけど、違うものにみえる。(もちろん石の大きさが全く違うせいかもしれないけど)
これを着けられる人は本当に幸せだな、そう感じます。
着けて心が躍るのはモチロンですが、
背筋が伸びるというか、凛とするというか、
とにかく、このジュエリーからは前向きな気持ちしか伝わってこない、と感じます。
自分の手元に置いておきたいくらい、
手放したくないと感じるジュエリーでした。
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宝石からパワーを貰えることを、改めて目の当たりにした経験でした。
また、こんなご縁がある事を願っています。