#116 夕焼けピンクのオパール・空まめ 宝石手帳vol.1
オパール熱が冷めやらず、
少しずつオパールが手元に集まっている今日この頃。
・・・・
それでも、かなり高価な宝石なので、一つひとつ悩みに悩んで手にいれる。
オパールに限ったことでもない。
気になる宝石は、もっと自由に手に入れられたら良いのに。
置いてきた石達に、猛烈に後ろ髪引かれるけど、
その分、良い石が手元に残ったと信じている。
そんな訳で、最近、宝石手帳なるものをかきはじめた。
お気に入りのノートに手に入れた宝石の情報を記録、
なぜこの石が気に入ったのかとか、
キャッチフレーズとかを、自分目線で綴っている。
そして、将来どんなジュエリーになるのか、
どなたの宝ものになるのか…、など
そこまで書き残していけると楽しいなぁ、と思っていて
たくさん誰かの宝ものになって、この手帳が手垢で真っ黒になればいい。
そんな夢をみている。
宝石手帳を始めるきっかけになったのが、
この夕焼けピンクの空まめオパール。
数あるオパールの中から、
グレー色から輝く蛍光ピンクに心を奪われた。
・・・・
帯状のピンクが浮かびあがったり沈んだり、
夕方のほんのひと時にしか見られない、ピンク色の空みたい!そう感じた。
それも、「夏の雨上がりの夕焼けピンクのオパール」だ。
加えて、空まめフォルムのハイカボション、
これまた愛おしい。
均一に研磨されずに、原石の特徴のまま残してくださったのだなぁ、と感謝する。
ジュエリーに加工するには、この有機的なカタチはスゴク手間で面倒だけど、そんな思いも消えるくらい、私には魅力的に映った。
それは、私がグレーとピンクの配色が大好きなのと、
夕焼けピンクの空がとても好きだから。
(空はきっと皆んな好きですね!)
空色とピンクのせめぎあい、直ぐに雲が移り変わるから、なかなかお目にかかれない
偶然の産物みたいな、奇跡みたいな現象も含めて大好きだ。
出会えた時の感激もひとしおで、
少し曇った気持ちでも、そんな空を拝めると元気が湧く。
このオパールも同じ。
気分さえもピンクに染めてくれると感じる。
・・・・
はて、誰の宝ものになるのかな、必要な人の手元に届くと良いなぁ。
本当は、私が手放したくないのかもしれない。
でも他にも、夕焼けオパールはあったりするのでした♪
うふふ 10月にまた… 笑