#115 時空をこえて
今週も青森旅の美術館レポートです。
旅の目的は、弘前れんが倉庫美術館の池田亮司展。
SNSで見かけた投稿から「これが観たい!」と
直感的に感じ、旅の計画をたてました。
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嬉しいことに、
設計事務所時代の友人が一緒に旅してくれて、
楽しく感慨深い旅となりました。
池田亮司展は、観ることができて本当に良かった。
どんな言葉で表現しても足りないと感じます。
不思議な感情と感覚が、湧いては沈み、通り過ぎたり留まったり…
心が大騒ぎだった。
細胞レベルで色々なモノをキャッチできたからだと思う。
その色々なモノが何なのかは、表現できそうにない。
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作品がいったい何を示しているのか、
私は何を感じさせられているのか、
作品の意図を考えようとしたけど、「そんなの無理」。
絶対に考え及ばないことを直ぐに理解し、
感じることに徹するよう努めた。
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それでも、観ている最中は頭や感覚が
“ぐるんぐるん”して、ふと「血管の中から宇宙まで」
という言葉が浮かんだりもした。
時空を飛んでいる気分にもなった。
私は、作品鑑賞する際、説明や情報を読むことは少ない。
単に、活字が苦手なだけですが、
情報に感覚がひっぱられることも嫌で、
「識りたい」という欲よりも自分に起こる「素の感覚」を楽しむことが好きだ。
観終わってからも調べることはないのだけど、
今回は何故か気になって調べてみた。
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すると、池田亮司氏はダムタイプのメンバーだったそうで、
ちょっと震えた。
友人の写真が上手すぎて、たくさん載せたくなる
20代の頃にダムタイプが好きで、公演を2回ほど観た。
今回もその衝撃に似ていた訳なのです。
高砂のそば 絶品!
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時を経ても好きなモノが変わっていないのが嬉しかったし、
20代でちゃんと良いモノを観ていたことにも感謝した。
そして、何より20代の頃に一緒に働いていた友人と
池田亮司展を観られたことが、
やっぱり、時空をこえた感覚や縁だったと感じた♪
また、時空をこえたい。