#78 リメイクレポート
今日は「新月で、一粒万倍日で、大安」という、
とっても縁起の良い日だそうです。
それだけで、なんだかウキウキしてしまいますね♪
そんな吉日に、先日納品させていただいたジュエリーのリメイクについて綴ります。
・・・・
まずはBEFORE → AFTER
【 BEFORE 】
コンサバティブでフェミニンな雰囲気もある、とても豪華なブラウンダイヤモンドのプラチナリング。素敵なリングなのですが、お客さまのカッコよくてモダンな雰囲気とは少し違う印象。
「もっとシンプルで着けやすくカッコイイもの」にリメイクという、ご依頼でした。
具体的に「こんな感じのリングが良いな」というビジュアルもご提示いただき、 また、人差し指に着けるリングをご希望でした。
・・・・
【 AFTER 】
リメイクされたリング。
石が本当にすばらしくて美しかったので、石が引き立つデザインを心掛けました。
また、ブラウンダイヤがかなり高さのある石で、指の真ん中に配置するだけで、とても高さの出てしまうリングになる為、指の端に配置したフォークリングにして使いやすさを考えました。
・・・・
当初、仰っていた「こんな感じのリング」とは全く違うデザインをお選びいただいたのですが、とても気に入ってくださっているご様子♪
お写真を送ってくださいました♪ お持ちのネックレスともぴったりです。
持っていないデザインで、付随していたダイヤも活かせて、普段に着けられそう、というのが、このデザインにした決め手にだったようです。
・・・・
【 リメイクの流れ 】
1 : リメイク前のリングをお預かりします。
その際、デザインやお好みのテイスト、ご予算など、ご要望を詳しく伺います。イメージ写真などあると、嬉しいです。
2 : デザインのご提案。
ご要望のデザインと一緒にいくつかのデザインをご提案しました。ちなみに、写真右下あたりが、お客さまが当初イメージされていたデザイン。
リメイク前のリングにはダイヤも沢山あったので、ピアスもご提案してみました。(今回はリングのみ)
デザインはご要望に応じ、修正と確認を繰り返します。
3 : デザインの決定。
デザインが決定後、工房に見積もりを確認します。
お客さまに概算のお見積りをお伝えして、ご了承いただきましたら、料金の半分をいただきまして、作成スタート。(納品時に残りの半金をいただきます。)
工房への作成依頼↓
4:グラフィックでリングになった状態のイメージ図を確認。
CADデータでリングのイメージがあがってきます。
ここが、私の得意な部分だと思っていて、ジュエリーは小さな世界ですが、ちょっとした工夫や立体的な仕立てで随分変わってくると考えています。
なので、かなり細かく指示をだしていきます。
5:シルバー原型UP
最終的な素材(プラチナや18金)になる前のシルバー原型があがってきます。
石をはめてみて、最終的なチェック。
使わない石と石を外した後のリングの金属は、納品時にお客様にお戻しいたします。
ご希望であれば、金属のみお引取り可能です。
リメイク代金から相殺させていただきます。
貴金属やダイヤはそれだけで価値が高いので、リサイクルもできて良いですね。
後は、できあがりを待つばかり。
お客様に出来上がったリングをご確認いただき、問題なければ納品です。
・・・・
デザインが決定してから、
基本的には2ヶ月程度でリングはあがってきます。
ただ、各過程を一緒にご確認いただいたり、特別な加工や年末年始や休暇が入ったりする場合はもう少しお時間をいただきます。
以上がリメイクの流れになります。
・・・・・
ジュエリーは何度でも生まれ変わることができる宝ものです。
どんな些細なことでも構いません、お気軽にお問合せいただけると嬉しいです♪
メールにてお待ちしております。