#75 イメージが浮かぶ色。
ふと見て、イメージが浮かぶ色がある。
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同じ赤でも、血の赤やワインの赤、フェラーリの赤、もみじの赤・・・
いろいろな赤があるように、
例えば、同じルビーでもそれぞれ個性の光る赤色がある。
先日、魅力的なルビーをひとつ選んだ。
元々あるデザイン枠に留まるカラーストーンを探していたのですが、何軒か石屋さんをはしごして、いくつかの候補の中から選びました。
最後に寄った石屋さんでみつけたそのルビーは、
特別にクオリティーが良いとか非加熱だとか、一般的に考えられる最高級品ではありません。
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それでも、その石を見た時にピンとくるものがありました。
枠に合わせた瞬間に、あるイメージが浮かんできてワクワクしました♪
それで「おぉ!これは連れて帰らねば。」と即決していた訳です。
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一般的にはルビーっぽくない赤色で、専門的な知識のある人にとっては、特段、魅力的な石ではないかもしれません。
でも、そのピンクに近い青味がある赤は、私には不思議でとても魅力的に映り、あるイメージが浮かんできました。
ピジョンブラッド(最高級ルビーの赤色・鳩の血)と称される、王道の華々しいルビーの赤も本当に美しいですが、
このちょっとアンニュイな愁いを帯びたようなこのルビーも素敵だな、と天邪鬼の私にはピンと来たようです。
(でもね、グレーティングレポートもついている立派なルビーです!)
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あ~、そしてまた、ルビーなんて仕入れてしまった。
オンラインサイトの品揃えやSNSの発信を考えると、
もっと安価な石で買いやすい価格帯のジュエリーをたくさん増やしていくべきだと思っているのに・・・。
食指が動くのは、なぜかルビーやダイヤモンドのような、割とお高めな宝石ばかり。
はて、どうしたものか・・・、
いやいや心のヒラメキ、イメージが浮かぶ方を大切にしていこう♪
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1か月後くらいには、ピカピカのジュエリーとなって仕上がってくるので、今から楽しみです♪
その時にイメージとぴったりなのか、答え合わせです。