楽しい方を選ぶ♪
最近、コロナウィルスの影響もあって、ダイヤモンドの価格があがっているようです。
まあ、ダイヤ屋さんは “ いつも ” 「値があがっていまして~、」と仰る訳ですが。それでも、大き目のダイヤモンドをいろいろな伝手を頼って探していたなかで、私自身、価格が随分あがってきていると実感しました。
特に大きな石ほど高くなっていて、数を見たくても、石自体が集まらない状況がありました。
ダイヤだけでなく、高価で希少な石ほど値があがっているようです。海外での買付けの難しさ、情勢不安、投資目的などが理由なのかもしれません。
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昨年、清水の舞台から飛び降りる気分でつくったダイヤモンドのピアス(私の中では大粒ダイヤ)は、もう同じ価格では作れないと寂しく感じ、「思い切って」作っておいて良かったなーとも思っています。お宝です♪
しかし、作者の想いとは裏腹、お問合せは殆どなく、残念。くぅ~。
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そりゃそうだ、解っていたのだよ、だから清水の舞台だった訳で。
通常、ある一定の高価な宝石は定番の無難なデザインにするし、ネックレスやリングといった、出来るだけ多くの人の選択肢に留まるアイテムにするのが常。
「高価なものほど定番デザインに」という商品開発の鉄則は、前職で何度もきかされたし、それが普通だとも理解している。
共感する人が多いほど良く売れる、ということですから。
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で、「度胸あるなー、1年半前の自分。」
立派なダイヤモンド達をモチーフの片方ピアスに仕立てるなんて。しかも、一つはウサギのお尻「うさけつ」。我ながら、すごいなー。苦笑
コロナウィルスを体験した今では、絶対に出てこない発想だ。あほだな。
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でも、遊び心やちょっとワクワクする、驚きのあるものがつくりたかった、
それも本物の魅力的なダイヤモンドで。
見ると笑顔がこぼれたり、話の種になったり、ジュエリーで少しヤンチャな? 気分を表現したかったのかもしれません。 常識よりも楽しいを選ぶ♪ みたいな。
独りよがりだったかな?とも思いますが、
1年経って世の中が変わって、大きなダイヤを探していたなかで、やっぱり作っておいて良かった、と思っています。
今のどんよりした空気に、ちょっと笑えて遊び心があるジュエリー、良くないですか?
フフフっ、と心が緩む、しかも、ちょっと資産価値もある(!)笑
楽しいピアスはいかがでしょう♪