思い描くのは簡単。
思い描くのは簡単、図面もとってもシンプルで簡単なのに(そう、丸と線しかないよ。)なのに、なのに、つくるのがとっても難しい。涙
なかなか出来上がってこなかったのは、難しくて職人さんも手をつけたくなかったからだろうか。
価格もどうやら合わないみたいで、別の工房を探さねばなりません。
スランプ続きで気も滅入ってしまうけど、スムーズに注文をお受けできるよう準備しなくてはなりません。
一個の商品つくるのに、どれだけ時間かけてしまっているのか。どんよりです。「出来た時が納期じゃないんですよ。」良く言ってたのに、自分にグサグサ刺さってきます。
自分が腕の良い職人だったら、どんなに良かったか、本当にそう思います。
自分で考えて自分で思ったように作れる人を本当に羨ましく、心から尊敬しています。
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しかし、出来たサンプルはわりと良い感じなのです♪ るん。笑
もう少し、精度をあげていきたい部分はあるのですが、
今のところ「カワイイじゃないか。」と満足にも思っています。
シンプルでパールがブランコのように揺れるのが楽しいピアスです。
一見、簡単につくれそうですよね。
私も図面をかいた時は、パールの穴あけは大変そうだけど、サンプルは直ぐ出来ちゃうな、なんて思っていました。
チェーンが、2本真っ直ぐに付いていること。
これが一番大切な部分で、よれたり、たるんだりしては、一気に気持ちが冷める。
この繊細なチェーンを上下きれいに付けることが、最大の難関であり、職人さんの腕の見せどころなのだと思います。
また、真っ直ぐ取付けられるようセッティングしたとしても、パール内の比重が部分によって違うそうで、(意味わかります?笑)
1個のパール内部で重さの比重が均等でないことがチェーンのヨレにも影響するらしいのです。ん-、そんなこと考えたことなかった。
そんなに激しい差はないと思いますが、そういった些細なことが、2本のチェーンにいろいろな影響を及ぼすのです。
まあ、一つひとつ職人さんが手づくりする訳ですから、工業製品のようにはなりませんよね。
そこもジュエリーの素敵なところなのです、が。
見た目と違って、本当につくるのが面倒で難しいモノなのだなーと実感しました。 はて、どうするか。
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もしも、いつまで経ってもこのピアスがオンラインショップに載ってこなかったら、「あー、商品化ダメだったなー」とお察しください。笑
いやいや!全部クリアにしてアップいたします、です。