お手入れ大事。の続き。
~受け継がれるもの~
先週、お手入れについて書きましたので、今回もその続きを。
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「ジュエリーは繊細なモノなので、丁寧に扱ってくださいね。」
店頭にたった時に必ず口にしていた言葉です。
・・・そう、ジュエリーはとても繊細。
踏んづけたり、ぶつけたり、落としたり、引っかけたり、引っ張ったり、温泉入ったり・・・・そんな扱いをすれば、壊れますよ!
そんなメッセージでした。
しかし、そんなことさえしなければ、ジュエリーは割と丈夫です。
石と金属ですからね。
使ったあとに乾いた布でふいて、湿気のない暗めのところにしまって頂ければ大丈夫。次からも気持ちよく使えます。
ですが、ずっと使っていると、皮脂だの目に見えない塵などが被膜となって、くすんでみえて輝きが落ちてくるのも確かです。
また、不思議なのが、日頃つかっているジュエリーは割とキレイなのに、何年も使わないジュエリーほど、金属が焼けて赤っぽくなることです。
使ってないのに…。
これは、金属の銅の部分が酸化しておこるのですが、使わないジュエリーほど焼けているように感じます。(私だけ?)
「ジュエリーにも人格があるに違いない。」そんなことを思ってしまいます。
出番がないと、拗ねて変色してしまうようです。
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日頃、お手入れしていれば、気になるほど焼けることは少ないのですが、
あまりにも気になる時は、ジュエリーショップでの「新品仕上げ」をおすすめします。
本当に「新品ぴかぴか」になるので感動しますよ♪
見えない小さな傷などもキレイに磨いてくれるので、本当に新品です。
店とジュエリーのデザインなどによって価格はかわりますが、数千円程度からできると思います。
また、調べてみると、ゴールド専用の洗浄液もあるようです。知らなった。
私は使ったことがないので、今度、うちにあるジュエリーで試してみようと思います。
自分でできれば、とっても経済的ですよね。
ゴールドクリーナー。ジュエリー専門の販促企画の会社から出ています。(トップウェルさん)
また、お家にある道具で、自分でできる洗浄方法も近いうちに書きたいと思います。
ハマる人は、結構たのしい作業です。
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そう、ジュエリーはお手入れして使えば、古びたり朽ちたりしないのが、本当に良いところ。
人とちがって寿命がありません。
だから、大切な人への想いやご自分の思い出が込められるのかもしれませんね。
ジュエリーには、世代をこえて受け継がれていく役割があるのだと思います。
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写真は代々続く、神田明神近くにある老舗のうなぎ屋さんでした。