価値を識りたい。
メロパール。
まだまだ知らない宝石が世の中にはたくさんあるものだなー。
タイでメロパールなる超希少な天然真珠が発見されたそうです。
メロパールとは、ハルカゼヤシガイという巻貝から極まれに採取される天然真珠。(ハルカゼヤシガイmelo melo shell 名前がなんともカワイイ。)
養殖はできないので、本当に偶然発見されたものだけが流通する幻の宝石なのだそう。
私も実物を拝見したことがありませんし、存在すら知らなかった。恥ずかしい。
そもそも巻貝から採れるとは、真珠のイメージからほど遠い。
二枚貝をぱっかーん、とあけて、きらーん!それが真珠。
宝石に相応しい登場の仕方だと思っている。
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その記事に載っているメロパールの写真は、んんー、ガムみたい。
オレンジ色で楕円で大きい、火炎模様というのが特徴らしいのですが、この写真は少しヒビが入ったガムみたい。
もしくはオレンジ色のうずらの卵。(あくまでも、写真からの印象ですよ。)
実物はどんなものなのだろうか、とっても気になります。
想像を超える美しさであってほしいな。
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すでにこのパールを欲しい人が何人も名乗りをあげていて、現在では3500万円の値がついているそうです。
(やー、良いマンションが買える価格ですよ。)
ちょっと私にはピンとこないのが、残念だ。これに3500万円?という感じ。
しかし、きっとその価値がこのパールにはあるだろう。
見たこともないもの、偶発的にしか手に入れられないもの、美しいもの、替えがきかないもの・・・きっと奇跡の代物なのだ。
自分が価値を見極める術をしらないだけだな、と思う。
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いつか本物がみられるかな、手に取って触れられる日がくるかしら。
ジュエリーの仕事をしているのだから、いつか対面して、その美しさを確かめたいし、価値が語れるようになっていたいな。
はやくメロパールに会えますよーに。
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