ゴールデンパールの魅力。

ゴールデンパールの魅力。

このところ、ゴールデンパールが気になる。今まで全然好みではなかった。

季節的なもので、クリスマスツリーのオーナメントみたいだから?

いやいや、お客さまからのオーダーで何度か探しにいく機会があったので、たくさん見ているうちに自分でも良いなぁと思うようになったようです。

個人的には、シャンパンカラーの淡い色味が好きで、シュワシュワする炭酸のイメージとも重なって(炭酸水も好きなので)あのシャンパンカラーをみるとウキウキしてしまう♪

改めて、ゴールデンパールについてちょっと調べてみると面白い。

ゴールデンパールは、フィリピンを中心に、インドネシア、オーストラリアの3国にわたる1200㎞の海域のみに生息する白蝶貝から採れます。その中でも、貝殻の内側が金色に光るものを「ゴールドリップ」と呼び 💋

(貝を開いたときに唇みたいにみえるからでしょうね。金色の唇なんて、カワイイし、その中から本当に真珠の宝物がでてくるから、想像しただけでも楽しい!)

金色の濃いものは、白蝶貝の中から2~3%程度しか採れないそうで、その濃いものは「茶金系」と呼ばれ、より高価なんだそう。

最近、パールを見ていただいたお客様は、まさにこの茶金系の色味が「好き!」とおっしゃって、カタチはボタン型で少し小さいのですが、(と言っても12mm近い)

「なんだかグリーンっぽい印象もあって、私はこれが好き」とのことでした。言われてみると、そうコックリとした良い色味です。あとから専門家にきくと、ゴールデンパールらしい良質な色とマキとのことで、流石だぁ…と驚いたのでした。

左が茶金系 右は少しオレンジぽいが丸に近い。

そして、このゴールドリップさん💋成長すると、なんと30㎝もの貝になるのだと。

ウチにあるフライパンより大きいよ、特大中華鍋くらい?これまたビックリです。核をいれて2年近くかけて、美しい南の海で育つとそうなるのね。笑

日本のあこや貝からも稀に金色の真珠が採れるそうです。ナチュラルゴールドと呼ばれ、これまた希少性が高く高価だそう。私は未だ見たことない。そして、大きくても10㎜程度。

ゴールデンパールの色味は世界共通で「豊かな気持ち」「縁起の良さ」がイメージされ、幸せ感を満たしてくれるジュエリーとしても人気です。

師走の今、いろいろあった2020年もあと少し、なんだかゴールデンパールが気になってしまうのは、幸せ感を求めているからなのかもしれませんね♪

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