ごそごそ食器棚の引出しをいじっていたら、奥から2016年にフランスに行ったときに購入したアンティークのシルバースプーンとフォークが出てきた。
(ずっと忘れさられていたので変色もひどい。↓磨く前 ↑軽く磨いた後。笑)
クリニャンクールの骨董市場で、選びに選び抜いた、銀細工の模様が気に入って購入したものだ。
1890年頃のもの、と女性店主は言ってたっけな、ほんとかな。
これでバングルを作りたいと思って購入したのだけど、すっかり忘れてしまっていた。
二十歳頃にラフォーレ原宿で、そういったシルバーカトラリーで作ったジュエリーをみて、「フォークが丸まっただけのバングル!カッコイイ!」と感動したことを思い出し、作ってみようとカトラリーを買ったのだ。
このフォークやスプーンはかなり大きいので、そのまま丸めてバングル、というのは難しそうだし、せっかく作るなら何か石とあわせて考えても良いかも、などと、ちょっと楽しい気分になってきた。
いい具合に余白がある細工なので、メッセージなんかも入れられる。
デザイン違いで2セット、4本あるので色々アレンジ変えても楽しいよね。
当時の貴族か富裕層のカトラリーだから、家紋のような飾り文字のイニシャルも入っていて素敵、当時の人たちはこれでどんなお料理を食べていたのだろう。笑
裏側も同じように模様が飾り付けられている、贅沢!
製造会社の刻印も入っていて調べると、1810年創業のフランスの銀細工メーカーBOULENGER ブーランジェ社 のもの。
店主が言っていたことも本当かもしれない。 いろいろな物語や想像がひろがってきてワクワクしている♪
なによりも、これがバングルになれば、私とっては2016年当時のドキドキしながらクリニャンクールを歩いた旅の思い出やその時出逢った人たちが思い出されて、自然と笑顔になる。
それを身に着けられると思うと、本当に嬉しい♪ 頑張ってつくろ♪
今頃ひょっこり出てくるのも何かのタイミング。
来年の春?夏頃には、このバングルをつけて、またパリに行こう♪