#244 秀吉の書

#244 秀吉の書

今日は蒸し蒸しとした暑さですね。

先週は肌寒くて…、心地良い季節が短いなぁ。

 

今週もジュエリーにまつわることは少なくて、

金はとっても高いままですが、笑

ハテ、何を書こうか、困ってしまっています。

 

毎日のように、誰かと会ったり予定がきまったり

嬉しくも、気持ちが追い付かない日々で、

このブログを書くことで、区切りや心のまとめに

なっているような気がします。

さて、ゴールデンウィークに行った徳川美術館で

印象に残ったことを書こうかな。

 

書道の先生から

名古屋にある徳川美術館のチケットをいただき

ちょうど蒲郡の旅の前に足を延ばして

名古屋まで行って観てきました。

徳川の姫様 千代姫の調度品の数々が

絢爛豪華に展示されているなかで

 

私が感動したのは、「豊臣秀吉の書」。

奥方のおねさんに書いたお手紙が掛け軸として、展示してありました。

秀吉直筆の書を、

時代を超えて、観られるのも嬉しかったし、

驚いたのは、その手紙の内容で

おねさんに対しての気遣い、優しさに感動しました。

手紙自体も結構長くて、追伸にあたる部分には

重ねてお礼を述べていたり、火に用心するようにと

心配していたりと、天下人が離れた正妻にこんなに

丁寧に優しいお手紙を送るなんて、素敵だな~と

秀吉が良い人に思え、書自体も温かい書にみえてきました。笑

 

そう言えば、秀吉は「人たらし」で有名でしたよね。

 

天下をとるには、知恵や行動力と併せて、

こういった心遣いが肝要だったのかもしれません。

残忍なことも沢山してきた秀吉だと思うけど、

沢山の人とも、きっと心を通わせてきたんだな、と

印象に残る、書でした。

 ・・・・

心が通う人、どれくらいいますか?

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