#215 ジュエリーは身に着けてこそ

#215 ジュエリーは身に着けてこそ

今週も講演会を聞きにいったり

大好きなお客様と商談があったりと

忙しく過ごしていました。

本当に有難くて、幸せだな~と感じます。

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写真↓ イチジクごしにみえる

遠くからでも、ターコイズのブルーがきれい!

ブラウスもジュエリーに合わせてくださって

とってもオシャレで嬉しい‼

 

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ただ、忙しさを理由に

最近は全くSNSの発信をしておらず

良くないな~と反省しきり。

心が向かわないことは、やらない主義だけど

流石に、怠け者なだけだわ。やろッと。

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先日、アクセサリーのお修理を相談されました。

スワロフスキー商品で、それなりに高いお品です。

ずっと大切に使っておられたそうで

パールが取れてしまったとのこと。

 

拝見させていただくと、

パールを取り付けるための芯が立ってない

(たぶん元々、芯がついてない)

そりゃ取れるな~、という感じ。

ボンドのあとがベッタリついているので

熱湯でボンドを取って綺麗に洗浄してから

新しいプラスチックパールをつけるか、と

思っていたのですが、

脇に沢山ついている小さな合成クリスタルも

ボンドで接着されている…。

つまり、熱湯で洗浄すると

今ついている合成クリスタルも取れてしまう。

 

なんにも出来ない💧

 

きっと、スワロフスキーに修理で持ち込んでも

新しいものと交換しているだけだ。

元々、耐久性を考えて仕立てられていない。

 

「その場限り、な感覚で着けるもの」

として作られたと感じます。

トラベルジュエリーの代表だ。

 

素材は高機能で耐久性があるのかもですが

金属部分はチタンで、テフロン加工の

フライパンなどに使われている素材。

ジュエリーの加工屋さんでは、扱ってくれない。

 

こんなに大切に使っているのに、悲しい。

ジュエリーなら、いくらでも綺麗になるのに、と

モヤモヤした気分。

 

モノを大切に扱ってくださる人ほど

ジュエリーを使うと良さが実感できるのに。

丁寧に扱えば、ジュエリーはそうそう壊れないし

洗浄すれば、直ぐにピカピカのツヤツヤ。

そして、世代を超えて受け継ぐことができます。

 

高価なジュエリーは失くすのを恐れて

こういうダイヤの模造品を着ける人がとても多い訳ですが、

「ジュエリーは身に着けてこそ。」

本物をつけて、日々の豊かさや変わらない美しさを

実感していただけたらと、心から願います。

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