#185 座右の銘 リング。

#185 座右の銘 リング。

桜の季節が近づいてきましたね。

我が家は窓に面して桜がみえるので

この季節はとても楽しみです。

毎年、友人を招いてランチをしたいのですが

開花と個々のタイミングが合うことが難しく

いつも1組程度。

今年は3組くらいご招待したい気持ちです。

 

最近、職人さんとニヤニヤして

進めているのが馬鹿野郎リング 

「あの、馬鹿野郎リングどうなったっけ?笑」とか

「馬鹿野郎の3Dデータが…」とか

言いながら、周りの笑いも誘っています♪

 ・・・・

正確に言うと「明日やろうは馬鹿野郎」リング。

お客様の座右の銘をリングにしています。

 ・・・・

スポーツ漫画などで引用された

昔からある言葉のようです。

大切なことや難しいことを先延ばしせずに

今すぐやって、今を全力で生きよう。

という感じでしょうか。

 

当初は、文字そのままなので簡単だな

と思っていたのですが、これが大きな間違い。

探り探り、職人さんと相談しながら進めています。

 ・・・・

最初のイメージ提案図↓(リングの展開図)

私のイチオシは一番上のものでした。

・文字の認識度

・着けやすさ(ひっかかりや重さ、費用)

・作りやすさ

・楽しさ

を考えたつもりだったのですが

お客さまには、全――っく響かず💧

結局、上から3番目の

お客様の書体指定で作ることに。ちーん💧

極々シンプルに

パイプを切ったようなリングに文字があるだけです。

・・・・

最終的な作成依頼の図案↓

 

これの何が難しいの?と思いますよね。

①金の上に金の文字がある →認識しづらい。

②書体が筆文字でスキマが狭い。文字がつぶれる。

③お客様の謎の寸法指定。7.3㎜ 73㎜

サーファーさんで波73が大切な数字だそう。

こういうのは私も好きなので大賛成!オーダーならでは。

~③は、このリングの「一番大切な」

文字が認識できることが表現しづらい訳なのです。 

 

それでも、工夫して調整して

先日3Dデータが上がりました。

写真は、角度が変ですが↓ 笑

データ上は良い感じでした♪

デザインもお客さんの人柄がリングに出ている

と感じました。

飾らない、真っ向勝負なリングです。

 ・・・・

ここから鋳造して仕上げると、ハテどうなるかな。

「やってみないと分からない!」

そんな、冒険的なリングでもあります。

 

楽しみだったり不安だったり…

うまく行きますよーに!

・・・・

風景の写真は、いつぞやの三峯神社。

ブログに戻る