2月もあっという間に後半ですね。
さて、今日はアメシストについて書いてみます。
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アメシスト。
ジュエリー業界に足を踏み入れた頃に、特に大好きだった宝石です。
今も勿論、大好き。
ただ、今では色んなブランドさんで
安価に取扱われている印象にみえて
前より食指がのびないようです。
これぞ!と思うアメシストに出逢えた時に作りたいです。
アメシストの魅力は、なんといっても色。
紫色が好きという人も多く、私も紫好きです。
人気の秘密は、自分にフィットした紫色に出逢えることだと思います。
妖艶な濃いものからラベンダーのような
薄い爽やかで儚げな色、
少しピンク掛かった可愛い色もあって、
とっても楽しい。
中でも、色石好きな方は
濃い色がお好みだったと記憶しています。
あと、歴史ある宝石なので、
約4000年前の古代エジプト時代の
遺跡からも発掘されていて、
ギリシャ神話や逸話も多く残されています。
そんなお話からもパワーを貰えそうな気持ちになれます。
色石好きは、これが一番の好物な訳です。
私が1番好きな逸話は、
アメシストはギリシャ語でお酒に酔わない
という意味があるので
お酒に酔っていないシッカリとした眼で「冷静さ」を持って
良い判断が出来たり
良いご縁を選んだり出来ると言われていること。
素敵ですよね♪
いつも冷静な自分でありたい人にピッタリ。
色は妖艶な感じなのに石の逸話は「冷静」、
ギャップもあって良い♪
もちろんお酒に酔いづらいお守りというのが、一番有名です。
加えて、古代エジプトの時代では
紫色は高貴な色とされていたそうで、
日本でも位の高いお坊さまが身につけられる袈裟が紫といいますよね、
「高貴な色」をまとった宝石ですから
世界中で人気を博したのも理解できます。
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18世紀にブラジルで多く産出されるようになり
供給が安定し価格も落ち着きました。
今ではファッションジュエリーに良く使われ
親しみやすい色石の代表です。
ちなみに、シトリンはアメシストを加熱して
オレンジ色になるんですよ~。
そんなアメシスト、一つは持っていたい宝石です。