一ヶ月ほど、ブログもインスタグラムもお休みをしておりました。
父が、11月18日に亡くなりまして、慌ただしく過ごしておりました。
父とは、離れていた時間が殆どなので、実感がなく不思議な感覚です。
写真にお線香をたてたりお茶を供えたりしていますが、生きているうちに、もっと出来た事があっただろう、と悔いばかりです。
ここ半年の父は生きる気力が薄かったようで、リハビリをすれば改善できると医師にも言われていたのに、リハビリすることを選びませんでした。
それよりも、先に逝った母や兄弟妹たちに会いたい気持ちが強かったのかな?と思います。
もっと生きられたハズなのに、と思う反面、父らしく自分で寿命も決めたようにも感じます。
気力や心は、本当に全てに起因するのですね。
そんな父の遺品には、たくさんのネクタイとネクタイピンがありました。
わが父なのか?と疑うほどのネクタイや洋服の山。
華やかだった父を想像します。
ただ、残念なことに「これは嬉しい!」と思うお宝などはなく 笑
安物買いの銭失い、と感じるモノばかり。(ゴメン!)
一つだけでも良いネクタイピンなどあったなら「形見が欲しい」と言ってくれた甥に綺麗にして渡せたのに…
と、親孝行の一つもしなかった娘のくせに、父に恨み節がでてきてしまう訳なのです。(本当にゴメン!)
高価なものだけが良いとは全く思いませんが、
気に入って?よく使っていたと記憶に残るものは謎の灰皿くらいで…笑
昭和の高度成長期の人なので、とにかく「沢山持つ」ことが豊かさの象徴だったのかな。
そんなに安いものばかりでもなかったろうに、勧められるがまま購入したようなモノたちで。結局、殆ど処分することになりました。
父にはモノよりも、生きる姿勢や良いDNAをもらったと感謝しています。
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モノの価値や意味を考える機会となりました。
私自身は、お客様の気力や心の一助となるジュエリーをつくれたらと願います。