＃142 ぼんやりなヒラメキ
あっという間に３月。
今日は、新しく作った珊瑚リングをご紹介しながら
「３月の誕生石」の続きを綴る予定だった。
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しかしながら、未だ出来上がってこない珊瑚のリング。
職人さんに依頼するときに「２月中にあがりますか？」と確認して依頼したのよ、ちゃんと。
「どういうこっちゃ？」一番は、自分に呆れている。
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さて、気持ちを切り替えて （スミマセン！）
前にも書いたのですが、
今、改めて宝石のことが楽しくて図鑑や本をけっこう読んでいる。
知っていることも勿論たくさんあるのですが、
忘れていたことや、学術的に識らないことも多くて。
その、楽しくて読みあさっている、理由は、
オーダーやリメイクを依頼される中で、
「このお客様にはどんな宝石やデザインが一番、相応しいんだろう？」って考えて、伝わることがスゴク楽しい。
的確に色々つたえたくて、図鑑を舐めるように読んでいる。
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お客様は高い志しや想いを持った方が多くて、
そういった方の生きる姿勢を拝見していると、
「この宝石が良いかも」とか「このデザインがピッタリ」とか、ヒラメキに近いものが ”ぼんやり”おりてきます。
最初は”ぼんやり”です。
ぼんやりなヒラメキなんだけど、
確実に、それは見たり調べたり想像して、
私の中に蓄積されたお客様の一部で、あるキッカケで、表に出くるのだと理解しています。
お客様から伝わってくる想いや佇まい、なのかな。
今回も、ご依頼いただいたオーダージュエリーで、そんなミラクルなことがありました。
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最初は、ぼんやり「これが良いかなぁ」と思っていて
お客さまも「これが良いね」くらいの感じだったのですが
出来上がるにしたがって、
「絶対これだった！」「必然だった」と確信しています。
まだ途中なのですが、お客様とも共有して、大興奮♪
こういう科学反応って、本当に一期一会。
そして、ジュエリーだからこそ、真実味や想いの深さが伝えられると、思うのです。
このミラクルなお話、ジュエリーが出来上がったら、具体的に詳しく書きますね♪