＃141 3月の誕生石・珊瑚とフラミンゴ
今、職人さんにお願いしている珊瑚のリングがある。
３月のために準備していたのだけど、
来週にはご紹介できるかな？と思っています。
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珊瑚はとても好きな宝石です。
幼い頃に母が良くつけていたリングが珊瑚だったからかな。
veretta 8va 時代も３月めがけて、限定でリングやペンダントを作っていた。
その時の仕入れ先さまと昨年またご縁があって、
珊瑚をお値ごろに分けて頂いたのでした。
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日本産・高知県の珊瑚を扱っている、老舗の珊瑚屋さん。
それで珊瑚について勉強しなおしている訳です。
今さらながら知らなかったことが沢山あり、驚いています。
いくつかご紹介しますね。
ジュエリー用の珊瑚は、
サンゴ礁にみられる浅瀬の海中にいる珊瑚ではなく
光の届かない深海で育った、
耐久性を備えたピンクや赤の美しいものだそう。
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イメージ的に、太陽の光り輝く美しい海にある珊瑚が
採取されていると思っていた。
あの美しい色は太陽の日差しでそうなった、くらいの感覚でした。イメージって怖い。
漆黒の深海であんな美しい色だったとは。
まあ、深海魚も色鮮やかですものね。
金平糖の色がきれい
珊瑚も動物で、
宝石につかわれる硬い部分は炭酸カルシウム。
炭酸カルシウムに含まれるカロテノイド色素よって、
美しい赤やピンクになるそう。
カロテノイド色素って？調べると（カロチンのことかな）
微生物・動植物だけから作られる色素で
ニンジンとかトマトとか、
フラミンゴのピンクもこのカロテノイド色素なんだそう。
フラミンゴと珊瑚がつながるなんて、楽しい！
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そういえば、フラミンゴは珊瑚っぽいピンクかも。
湖の赤い微生物をたべてるから当然なのかもだけど
「地球って面白い、つながってるなぁ、スゴイなぁ！」
とても嬉しくなった訳です。
鉱物の宝石は、地球の奇跡だと感じやすいけど
珊瑚も地球の神秘や奇跡なのだ！と強く感じました。
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そして、珊瑚は最も古い宝石の一つなので、逸話や神話もたくさん残っています。
アジアでは仏教経典の七宝の一つでもあり、
日本では、七福神が宿るといわれ、
19歳の娘の厄年に贈られていたそうです。
素敵な話だし、腑に落ちる贈り物だと感じ、贈りたい気持ちになります。
来週も珊瑚のお話をしようかな。